モバイルWiFiルーター(ポケットWiFi)の通信速度制限について

このページでは、スマートフォンではなくモバイルWiFiルーター(ポケットWiFi)の通信制限について紹介しています。
なお、通信技術は日進月歩で変化しています。申し込みや契約の際には必ず最新情報を提供元や製造元にて確認のうえ手続きくださいますようお願いいたします。


モバイルWiFiルーター(ポケットWiFi)って何?

モバイルWiFiルーター まずモバイルWiFiルーターとは一体どんなものでしょう。
モバイルWiFiルーターには、いろいろに呼び方があるようで、単にルーターとかモバイルルーター、ポケットWiFiとか、ワイハイなどなど他にもあるようですが、つまるところインターネット回線に接続可能な持ち運びできるデータ通信端末のことです。
技術の進歩とともに家でも外でもインターネットに繋げられるポケットに収まるサイズのコンパクトな通信機器、それがモバイルWiFiルーターというものです。

現在では通信速度が高速化されブロードバンドインターネット接続により、PCやタブレット・スマートフォンはもとより、無線LAN機能を備えた携帯型ゲーム機その他情報機器類も一度に複数台利用できるという非常に便利な機能を備えるまでになりました。

クレードル(拡張機器)とのセットで固定回線に取って代わるほどの拡張性・汎用性を提供しています。

モバイルWiFiルーターの通信制限(速度制限)の概要と比較

次にモバイルWiFiルーター(ポケットWiFi)の通信制限についてまとめてみました。
以前はWiMAX(UQ-WiMAX)という実質無制限のサービスがありましたが、現状2013年10月 WiMAX2+(110Mbps)の導入に伴い、従来の無制限だった40MbpsモバイルWiMAXは13.3Mbpsと減速しました。


通信制限(速度制限)って何?

そもそも通信制限とは一体何のことでしょう?
至極簡単にざっくばらんに言うと『あなた通信回線の量使い過ぎてますから、少しの間抑えますね』と通信会社から規制されることです。

一般的には「通信規制」とも「帯域制限」「帯域制御」とも呼ばれているようですが、データ通信ユーザーの拡大や動画・ストリーミングなどの大量データの送受信に伴いモバイルネットワークの通信混雑対策(渋滞回避)の一環として実施された、ヘビーユーザー向けの規制施策と言えます。

データ通信は、通信会社の回線をユーザーで分け合って使っている形になりますので、一部のユーザーだけが大量のデータ通信を連続して行っていると、それによって回線が混み合ってしまい、他のユーザーが満足に通信できないということになります。いわば「渋滞」が起こるというわけです。

通信会社は「渋滞」をなくして、より多くのユーザーに快適に利用してもらいたいので、「渋滞」の原因になっている大量のデータ通信利用者に対して「回線を他のユーザーにゆずって下さい」という意味で、その利用者のデータ通信量に制限をかけます。これがいわゆる通信制限です。

また通信制限には、おおよそ制限がかかる条件や期間など異なる「通信速度の低速化」と「通信速度の制御」の2種類があるようです。以下、簡単に触れておきます。

通信速度の低速化

各社のプランによるが、月のデータ通信量が一定量を超えた場合に契約条件として実施されるもの。一般的には1ヶ月7GB。

通信速度の制御

通信品質、ネットワーク利用の公平性を確保するため、当日を含まない直近3日間の通信量に応じて実施されるもの。


では、どの程度のデータ通信量に達したら、制限対象とみなされてしまうのでしょうか。ガイドラインにより一定の基準はあるようですが、制限期間の解除や追加課金などについては各社のサービス内容によって異なるようです。
[参考ページ] 帯域制御ガイドライン運用基準検討協議会 | JAIPA - 一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会

具体的にはどの程度の制限がなされるのか(どのくらい遅くなるのか)については、以下それらについて書いてみたいと思います。


キャリア各社の通信制限の基準や比較

一口に通信制限といっても、キャリアなどと呼ばれる通信事業者の提供するサービスにより態様はさまざまです。
以下では主要各社が公表している「通信制限」に関するページのリンクや一部動画も参考に、比較検討の一助になればと思います。

【参考動画】 au通信速度制限とは YouTubu動画
動画ではスマートフォンを通信速度の比較対象デバイスとしていますが、モバイルルーターも基本的には同一と考えられます。


主要キャリア(通信事業者)の通信制限の基準と関連リンク
通信キャリア 制限(通信量/速度) 通信制限関連リンク
UQ-WiMAX(UQコミュニケーションズ)
KDDIの子会社
ハイスピードモード「WiMAX2+」通信のみ最大49ヵ月7GB超制限適用なし
○ 7GB超/128kbps
○ 前日までの直近3日間で3GB以上/128kbps
※ WiMAX 13.3Mbps速度制限無し
「UQ Flatツープラス」の速度制限について
「UQ Flatツープラス ギガ放題」の速度制限について
au(KDDI) ○ 7GB超/128kbps
○ 直近3日間「WiMAX2+/4G LTE」利用 3GB以上/128kbps
WiMAX 2+ フラット for DATA
WiMAX 2+ フラット for DATA EX
【Speed Wi-Fi NEXT W03】「通信速度制限」が適用されますか?
NTT docomo(NTTドコモ) ○ プラン毎/128kbps「リミッドモード」
○ 当日を含む直近3日間通信量300万パケット以上/遅くなる
利用可能データ量を超えてしまったら「スピードモード」「1GB追加オプション」
SoftBank(ソフトバンク) ○ 7GB超/128kbps
○ 直近3日間(当日含まない)で約1GB以上/128kbps
通信速度の低速化について
通信速度の制御について
[4G/4G LTE]通信速度の低速化と通信速度の制御の違いを教えてください。
Y!mobile(SoftBank)
ソフトバンクの子会社
<プラン別>
○ 前日までの3日間の通信量2,517万パケット(約3GB)以上/128kbps
○ 前日までの3日間の通信量839万パケット(約1GB)以上/128kbps
通信の制限について

通信制限を回避する方策は?

ほぼ、どちらのキャリアのモバイルルーターでも通信制限、スピードの抑制はあるとみて間違いないでしょう。では制限に引っかからない、回避をする方法というのは実際にあるものなのでしょうか?
あくまでも通信サービス会社のルールに則った正規な方法を元に、個人的な意見も加味した手段として何点かピックアップしてみます。参考程度に止めておいてください。

  1. 解除されるまでじっと待ち、遅いままで使う。
  2. 無料WiFiスポットエリアを探して使う。
  3. 別にスマートフォンを持っていればテザリングで使う。
  4. 追加課金してデータ量を増やし通常速度に戻して使う。
  5. 料金を気にせずに使い倒したいだけ使う。

つらつらと思いつくままに書き上げてみました。もしかしたら裏技的な手段があるかもしれません。それ以前に通信制限をくらわないような対策を前もって打っておくのも大事なことなんじゃないかと思います。例えば設定やモードを節約になるようにしておく、圧縮アプリを使う、定期的に現状のプラン内容の見直しをはかる等々ですね。


モバイルWiFiルーターの通信制限なしサービスとは?

つまるところ無制限のモバイルルーター、使い放題の通信回線というのは、あるにはあるが、相応のスピードしか望めませんし確保できませんよ、我慢してくださいと言ったところでしょうか。
残る手段は、前段でもお伝えした通り、自らが必要とする通信環境を入手するために追加課金覚悟でトラヒックを確保するべく、各社サービスのプラン見直しする事、に現状は尽きるのかもしれません。


通信制限からのモバイルWiFiルーター選び

最後にまとめとして、通信制限(速度制限)を考慮した上で最適なモバイルWiFiルーターを選択の最新情報をチェックしてみましょう。

プロバイダーで選ぶ

料金や通信速度はある程度やむを得ない、何はさておきやっぱり会社の信頼性重視!という方におススメ。
モバイルデータ通信回線の規格と概要、主要MNO(移動体通信業者)について


プランで選ぶ

安かろう悪かろうは極力避けたい、けどスピードがそこそこであれば会社はどこでもいい、やっぱり最重要ポイントは料金という方に
キャリア別プランの紹介 只今鋭意冷や汗油汗かきつつ作成中


モバイルルーターで選ぶ

いやいやとんでもない、一番はモノの性能に尽きるという方に。ただし、これは後から後から新機種が送り込まれてくるのでキリがないですけども。
モバイルWiFiルーター、USBスティックなどについて~最新製品紹介

そもそもWi-Fi(WiFi,ワイファイ,ワイハイ)はPCをはじめとしたネットワーク接続に対応した機器を、無線(ワイヤレス)でLAN(Local Area NetWork[ローカル・エリア・ネットワーク])に接続する技術のことなんですが、このWi-Fiを利用するにはWi-Fiルーターなるものが必要になるわけです。このWi-Fiルーターのモバイル(Mobile=移動式・移動型)版がモバイルWi-Fiルーターです。

そもそもWi-Fiは、ウィキによると「引用:Wi-Fiの名称は、(たとえばIEEE 802.11などの無味乾燥な規格名称よりも)キャッチーな名前を求めてHi-Fi(ハイファイ、英: High Fidelity)の韻を踏んで命名された。「Wireless Fidelity の略である」という由来解釈は、「意味を持たないのはまずい」との理由から命名ののちに後付けされたものである」とのことです。Wireless - Fidelityからってことですね。

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