Speed Wi-Fi NEXT WX04(NECプラットフォームズ社製)の特長とスペック
下り最大440Mbpsに対応モバイルルーターWX04端末!
4×4MIMO CA技術で、NEC製のWiMAX2+ルーターで国産初となるau 4G LTEに対応した高速通信端末。
1. 4×4MIMO技術とキャリアアグリゲーション技術で下り最大440Mbps!
WX04は、4×4MIMO技術とWiMAX2+の周波数2つを束ねるCA(キャリアアグリゲーション)技術を組み合わせることで、
下り最大440Mbpsの高速通信を実現可能としました。
・新技術を束ねることで通信データ量を増やし速度アップにつなげる仕組みです。
※なお上記の通信速度はハイスピードモード設定時です。
2. 選べる通信モード
WX04は、下り最大440Mbpsの高速モバイル通信を実現する「WiMAX2+」とエリアの広い「au 4G LTE」に対応していて、
全国どこにいてもインターネットに快適にアクセスできます。
一時的にハイスピードプラスエリアモードに切り替える「ワンタイムHS+Aボタン」が搭載されていて、
使い終わると「ハイスピードモード」に自動で切り替わるからモード切り戻し忘れ防止になります。
○ ハイスピードモード(WiMAX 2+)
○ ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX 2+/4G LTE)
※ ハイスピードプラスエリアモード設定時は通常別途オプション料金1,005円/月がかかります。
なお「3年契約プラン」または「auスマートバリューmine」の加入者はオプション料は0円。1,005円はかかりません。
3. Wウィングアンテナ&モバイルルーター初のビームフォーミングで屋内安定通信
クレードル装着の場合、室内での通信性能が安定しアップしました。ビームフォーミング対応でWi-Fiのスループットが20%向上。
なお、ビームフォーミングはWi-Fi接続した端末に向けて電波の指向性を高める技術なため、端末がビームフォーミングに対応している必要があります。
※あくまでもメーカーでの測定環境でのデータからですから、実効を保証するものでないことに留意しましょう。
4. 専用クレードルで宅内通信も快適
外出時はモバイルルーターとして、宅内では専用クレードル(別売)を使えばホームルーターとして、
複数台同時に接続が可能ですから、家族や仲間がいても一緒に利用可能です。
※ただし通信速度・安定性などはモバイルルーター同様環境によります。
5. 携帯しやすく持ちやすい薄型フォルムにスピード感デザイン
従来機「WX03」より約1.5mm薄型化、スリムなデザインで鞄やポケットに入れやすい。
・カラーはアクアブルーとクリアホワイトの2色
→画面を縦横スクロール操作に統一することで、片手で操作しやすい。
表記の各速度はあくまでも通信環境や場所(提供エリア)によって異なるもので、最大スピードが約束されているものではないことを念頭におきましょう。
Speed Wi-Fi NEXT WX04の主要スペック
4G LTE対応の国産初WiMAX 2+ルーター。
製品名/ 製造元 | Speed Wi-Fi NEXT WX04 / NEC(NECプラットフォームズ株式会社) 【発売日】2017年11月1日 |
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対応ネットワーク | ○ WiMAX 2+ ○ au 4G LTE(800MHz) ※本機WX04は、WiMAX(ノーリミットモード)に非対応 |
通信速度 |
(下り)受信速度 ・ 最大440Mbps ※東名阪エリア中心に利用拡大。速度は、システム上の下り最大速度で、利用機器や提供エリアの対応状況により下り最大220Mbps または110Mbps。 実際の通信速度は、通信環境や混雑状況などによって低下します。 (上り)送信速度 ・ 最大50Mbps/30Mbps(ハイスピードモード) ※ 記載の通信速度はシステム上の最大速度。 通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。 |
バッテリー使用時間 | 【連続通信時間】 (ハイパフォーマンスモード:WiMAX 2+) ・ ハイパフォーマンスモード:約8時間10分 ・ ノーマルモード:約11時間30分 ・ エコモード:約13時間50分 エコモード(Bluetooth接続):約16時間40分 (ハイスピードプラスエリアモード:WiMAX 2+、LTE※) ・ ハイパフォーマンスモード:約8時間 ・ ノーマルモード:約10時間30分 ・ エコモード:約13時間 エコモード(Bluetooth接続):約15時間30分 ※ハイスピードプラスエリアモード設定時。オプション料 1,005円/月(別途要) 【連続待受時間】 ・ 休止状態時:約700時間 ・ ウェイティング時:約50時間 |
電池容量/ 充電時間 | 3,200mAh/ 約160分(TypeC 共通ACアダプタ01U使用時) |
サイズ([外形]mm / 重量) | 約(W)111×(H)62×(D)13.3mm (ディスプレイ2.4インチ タッチパネル)/ 約128g |
Wi-Fi規格(無線LAN) | IEEE802.11a/n/ac(5GHz帯)、11b/g/n(2.4GHz帯) |
外部接続端子 | USB3.0(micro USB端子) |
同時接続台数(最大) | Wi-Fiテザリング:10台/ USB:1台/ Bluetooth:3台 |
対応OS | Windows 10 / 8.1 / 8 / 7 SP1 Mac OS X v10.13/ v10.12/ v10.11/ v10.10/ v10.9/ v10.8/ v10.7/ v10.6/ v10.5 ※対応OSは全て日本語版・英語版 |
【関連用語小まとめ】
- ○ 4×4MIMO
- データの送信側(基地局)と受信側(ルーター)のそれぞれに4本のアンテナを搭載し、WiMAX 2+エリアでの通信時に、 複数のデータを同時に送受信することで、超高速通信を実現する技術のこと。
- ○ キャリアアグリゲーション(略 CA)
- キャリアアグリゲーション(CA)は、複数の帯域を同時に使用して、高速データ通信を可能とする技術。
WiMAX2+(440Mbps)とLTE(150Mbps)のキャリアアグリゲーションにより受信最大590Mbpsを実現しました。 ※CA対応WiMAX2+での一部エリア以外は最大値が下がります。 - ○ ハイスピードプラスエリアモードとは
- WiMAX2+ と au 4GLTE(800メガヘルツ)の両方が使える通信モードで、 利用した月だけ1,005円(税抜)の別途オプション料金がかかります。
Speed Wi-Fi NEXT WX04の事前調査と情報収集
NEC(NECプラットフォームズ)製の新ルーター端末 WX04(ダブルエックスゼロヨン)について事前調査と情報収集を整理しています。
最大の特徴は国産メーカーのモバイルルーターとして下り最速440Mbpsを実現した、前モデルWX03を更に進化させたスピードアップとスリム化したデザインと、 そして乗り換えを手軽にした機能が付いた、非常に魅力的なポケットWi-Fiルーターだと思います。
北海道エリアの観点からみれば、どうしても一部の都市部からしか使えないWiMAX2+/ 4×4 MIMO/ CAなので、
旧モデル同様にLTE有料のハイスピードプラスエリアモードを最大限活用するほかないということです。
つまりオプション料1,005円/(月額税抜)が必要となります。
NEC(NECプラットフォームズ)製 WiMAX2+ ルーター WX04 最速440Mbpsへ
4×4MIMO・CAで下り最速440Mbpsを実現!
前モデルW04と同様、北海道でのモバイルデータ通信エリアの範囲の広さと速度、 更には安定性を求めるならWX04もやはり使ってみたいモバイルWi-Fiルーターであることに違いないです。
ただ前端末W04のエリア拡大の流れ同様に、受信最速の708Mbpsは東京都渋谷駅周辺を皮切りに、 ついで愛知名古屋駅周辺、大阪梅田駅周辺、山手線主要駅周辺へと順次拡大予定とのことですから、 いつものように発信基地局は同じですから、北海道内においてはお察しの通り札幌中心部からとなることでしょう。
しかし、基地局が増設されることはあっても減ることは恐らくないでしょうし、 基本データの送信側(基地局)のアンテナも受信側(ルーター)の進化の見通しから設営設置等されていることでしょうから、 地方においても最新のサービスを享受できるのは、そう時間を要することではないと考えます。
そうは言ってもやっぱり4G LTEの有用性は否めません。特に大都市郊外でも…
なお、もはや最近機種であるWX04では国内において3G通信は不可となっています。
一時的に$G LTEを利用する「ワンタイム」機能搭載!
使い方や環境に応じて自動切り替え
これは簡単にいうと、外出時の長時間使用に最適なバッテリーセーブ状態を選び、長持ちするような設定で使い分けして賢く切り替えよう、ってことです。
4G LTEでのデータ通信を必要なときだけに抑えるために、使い終わったら「ハイスピードプラスエリアモード」から、 「ハイスピードモード」に自動で切り替わる「ワンタイム」機能を実装しています。これによりモードの切り戻し忘れを防止できます。
大容量バッテリーと省電力機能で動作時間が長く
カシコイ機能で長持ち使用が可能に
3,200mAhの大容量バッテリーを搭載し、切り忘れ防⽌タイマ機能(60分経過後に強制的に自動休止)や、
スマホでお知らせ機能(電池容量低下をスマホへ案内)で動作時間をアップさせました!
クレードルの受信電波が強化!室内も快適高速
WウイングアンテナとTX Beam Forming機能搭載のクレードルで、屋内での利用の快適さを向上させました。
※ なお、据え置き方のクレードルは別売りです。
専用クレードル(WX04 NECPF製)は、UQアクセサリーショップで税込3,980円で購入可能ですが、
Amazonでも販売していますし、楽天ほかでも扱っています。
先のことを考えれば、端末単体よりセット購入で取得されたほうが断然にお得になると思います。
WX04を取得、機種変更するメリットとデメリット
新端末WX04に関しては、実際に実機を使用した結果を元に評価感想を記載しているわけではないため、 予想推測の域を超えませんが、考えの及ぶ限り注目されるべきポイントをまとめ整理して記述してみたいと思います。
まず結論から一言でー
「バッテリー強化で長持ち、スピードも高速実現。ただ他メーカーでは更に上を行く高速端末が出ている」ということです。
何にしても最新最速Wi-Fiルーターとしてのスピードと機能を利用できるというのが一番のメリットじゃないでしょうか。それとNECという国産メーカーということですね。
もちろん基地局も平行して拡張していることでしょうから、最新機種の機能を利用できるまでの待機時間も短くなっているものと予測もされます。
スペックとして既存モデルWX03から比較した場合、断然スピードの差がありますし、今回のモデルでは上り30Mbpsというのも注目。
その他優れている面をあげれば、やはりバッテリー強化による長時間使用を可能にした性能と、それをサポートする機能が付いたということです。
さて北海道エリアをベースにWX04を考えてみますと、一部関連のWebサイトやブログにも書かれていましたが、
実際に各地で最大スピードの440Mbpsを享受できるようになるまでには少なくとも1年程度かかるかもしれない、との予測されていました。
なかでも北海道の中核都市や主だった市町村までに浸透するとなれば更に時間を必要とするかもしれません。
しかし、先程も少し触れたように基地局も設備の追加・交換を工期短縮に取り組みつつ実施されているとのことですから、
以前と比べジリジリしながら待つ期間も減ったんじゃないかと思います。
これはあくまで個人的な意見ですが、新機種の最大利用価値を得るタイミングは、地方でもそうズレ込を感じることもないのかなって考えます。
デメリットをあげれば、正直ライバルに負けていることくらいでしょう。 批判的な情報が検索上位でヒットする場合もあるかもしれませんけど、不具合や故障など本来のデメリットがあるわけではないように感じました。
◯最新端末を試すならTry WiMAX(トライ・ワイマックス)がおススメ
とにかくWiMAXルーターを試してみたい!そんな方に。
UQ-WiMAXの15日間無料で体験、体感ができる、Try WiMAXがおススメです。
申し込みにはいくつかの条件がありますが、返却期限までに遅延なく破損紛失等なく返却できれば一切費用はかからないんです。
なお、条件のひとつには本人名義のクレジットカードを登録する必要があります。
他にも過去180日以内の利用履歴がなく、もちろん未返却の貸出機器履歴もないなど、いくつかありますので確認しておいてください。
一口に北海道と言ってもエリアは広く、当該地域でのスピードを実測し、
満足のいくサービスが得られるかどうかを試してみるには最適なシステムじゃないかと考えます。
お得なキャンペーンも含め、試すならUQ-WiMAX Let's
超速モバイルネットWiMAX 2+
◯ 3年縛りに抵抗があるなら、2年契約のあるGMOとくとくBB?
とくとくBBの新端末「WX04」は、他社が3年契約のみの中、なんと2年契約が可能なのは非常に魅力的です!(1月19日時点)
なにより契約期間が短いため気軽に利用でき、(1)新端末のサイクルに対応 (2)電池寿命を考慮し短いほうが安心、の理由からも優位性があります。
なお、解約申し出のない場合、2年毎の自動更新になります。解約の場合は違約金のかからない更新月に。
ただし、このプランを選択すると現在進行中のLTEオプション料の無料特典は付きません。
GMOとくとくBB WiMAX2+が月額2,470円(税抜)~!
北海道エリアでのWX04の使用環境や対応状況などについて考察
Speed Wi-Fi NEXT WX04は、NEC製のWX01,WX02、そしてWX03の後継機としてリリースされた下り最大440Mbpsの速度を提供できる最新モデルのポケットWi-Fiルーターです。 ライバルファーウェイC製Wシリーズルーター端末との競争は激しさを増すばかりで、実際に北海道地域で果たしてどの程度使えるものなのかどうか。
モバイル端末(ルーター)としての進化、新モデルリリースは早すぎるくらいに早いくらいです。 実際に、WX04実機での測定をピンポイントで実施したわけではありませんので、つながるよーこれ!いいよー!と、声を大にして推奨はできません。
以下の画像を見ていただければ一目瞭然でしょう。
○ UQ WiMAXサービスエリアマップ(WiMAX 2+)北海道央エリア比較画像
以下の比較画像はUQコミュニケーションズのWiMAXおよびUQ mobileサービスエリアマップを一定の期間をおき、キャプチャーした画像です。
2016年12月末時点での440Mbps対応エリア画像~道央/北海道
2018年2月末時点での440Mbps対応エリア画像~道央/北海道
※ 画像ファイルの鮮明度が劣性のため判別しにくいかもしれませんが、ご了承ください。
1年を超えて見比べてみてWiMAX 2+どうでしょう?
約1年間という期間でのサービスエリアマップ(道央中心)ではありますが、拡張度合いがおわかりになるかと思います。
前端末WX04のエリアマップでの比較時とは拡張の進捗度にかなりの開きを感じます。
予想ですが、時間の経過とともに最速440Mbps対応は確実にエリアを拡めているのは間違いありません。
ただ、基地局の増設がない限り、一定の範囲まで行き及んだら留まると、前回W04端末の紹介をした際に予想した通りになったと言えるでしょう。
単純にパット見しただけで色の変化から判別できるはずです。
なお、440Mbps未対応エリアについて参考となるページをリンクしておきます (→機種別対応速度と対応エリアについて)
最新情報だけは関連サイトにて必ず確認のうえ手続きされるようお奨めします。
最後に
当サイトはあくまで個人運営であり、次々にリリースされる新製品を入手して、
実際の評価や詳細な実測データをお届けできるだけの資金も余裕も持ち合わせてはいないことをご承知おきください。
そのような訳で、モバイルWi-Fiルーターの利用を検討されているユーザーの側に立ち、
気づく限りの特長やメリット・デメリット、また疑問に感じた点をつらつらとつぶさに情報収集しつつ掲載していることをご高配いただければ幸いです。
当サイトでの情報の掲載には細心の注意を払っていますが、情報を利用・使用するなどの行為に関連して生じたあらゆる損害等について一切責任を負えません。 プロバイダーやメーカーの都合によりサービス内容が突然変わる可能性もあることから、最後は必ずご自身で契約内容をご確認の上お願いします。